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~ダンスビュウ掲載原稿~
はじめに
この度は多くの皆様のサポートのおかげで昨年のアジア大会におきましてメダルを獲得することができました。
この場をお借りして皆様にお礼を申しあげます。本当にありがとうございました。
皆様に感謝の気持ちを込めまして、私達がアジア大会を通して経験した様々なことをお伝えできればと思います。
代表決定まで
私(貫名)が大学卒業後に正社員として入社した株式会社ソピアにサポートして頂きました。
アジア大会の代表になることを目標にダンスを頑張っていることを知った直属の上司が
社長に話をしてくださり、アジア大会まで全力でダンスを頑張ってよいということになりました。
アジア大会は社会的に認知された大会だということを改めて実感出来た出来事でした。
また、そのような決断をしてくださった会社の皆様には本当に感謝しております。
イタリア留学
会社にサポートをしていただきダンスに割ける時間が多くなってくると
海外の競技会に出場したり、外国の先生に習う機会が多く持てるようになりました。
私達はイタリアのウィリアム・ピノ&アレサンドラ・ブッキャレリ組にレッスンを依頼し、
代表選考会からアジア大会までの約1年半もの間、日本とイタリアを往復する生活を送りました。
ウィリアム組のスタジオはローマから車で約30分ほどのアプリリアという小さな町にあります。
スタジオ近くのフラットで海外の選手と共に生活をしてレッスンを受けました。
練習会で海外のトップ選手と踊りこみをしたり、一緒にフィジカルトレーニングをした経験は一生の宝物です。
代表選手の強化
日本では代表選手の強化練習会を毎週水曜日と土曜日に開催していただきました。
JDSFのDTCの環境をフルに活用して代表選手と一緒に踊りこんだり、ソロ演技の練習をしたり、
海外の練習会のアイディアを取り入れたりと選手と役員の皆様と様々なアイディアを出して練習しました。
また、メディカルトレーナーである佐藤先生に定期的に身体をサポートしていただいたり、
東海大学の高妻先生、小松先生にメンタル面をサポートしていただいたり、同じく東海大学の有賀先生にダンスに特化した
フィジカルストレングスメニューを作成していただいたりしました。また、都立大学の稲山先生には食事の相談をさせていただいたりと
各方面のプロフェッショナルの方々に強力にバックアップしていただき不安はほとんどありませんでした。
合宿ではヘアメイク講習、ドレス講座などダンスに関するあらゆる面の勉強もさせていただきました。
大会に向けたドレスもタカダンスさんがフルサポートしてくださり、今の流行や私達のスタイルを考えたドレスを
提供していただきました。
JOCのサポート
JOCのサポートを受けれるようになり、NTCでのトレーニングやJISSでの食事やフィジカルチェックなど
オリンピック選手が使用する環境を利用できるようになったことも大きかったです。
トレーニング施設は各競技の代表選手が利用していてとても刺激を受けます。
フィジカルチェックでフィギュアスケートの選手と一緒になったときに高橋選手や安藤選手など
世界の一線で活躍する選手と交流が持てたことが今でもとてもいい思い出になっています。
選手村
選手村はアジア大会で初めて経験しました。日本選手団は会ったら誰でも挨拶をしますし、
日本が一丸となって戦う雰囲気がありました。食事はレストランで24時間いつでも好きな時に食べれますし、
おなじみのマクドナルドも1日4回まで自由に利用できました。そのほかに日本選手のサポートハウスもあり、
日本食のレトルトやウィダーの製品を提供してもらえました。メディカル機器も最新のものが用意されており、
大会前日はマッサージ機器で疲れを取ったり、リフレッシュルームでリラックスしながらコンディションを整えました。
アジア大会当日
アジア大会が開催される中国の広州には日本から本当に多くの方が応援にかけつけていただきました。
地元中国の応援に負けないぐらい大きな声援を送ってくださり、本当に心強かったです。
当日は今までにないくらいの緊張感が張り詰めており、応援の声は本当にありがたかったです。
本番では選手全員がベストなパフォーマンスをしていたのではないかと思います。
最後に
アジア大会の代表選手として唯一の学連出身である私達がメダルを獲得できたのも
多くの先輩方やサポートをしてくださった方々のお陰だと思っております。
この貴重な経験を後輩に伝えていくことが私達の使命です。
微力ながら今後のダンス界の発展に貢献できればと思います。
これからも是非応援をよろしくお願いいたします。
~ダンスファン掲載原稿~
今回は、学連の先輩としてアマチュアで活躍されている、電気通信大
学OB貫名強、日本女子体育大学OG柴原まりこ組にインタ
ビューをさせていただきました。
―三笠宮杯3位入賞おめでとうございます。さっそくですが質問させて
いただきます。普段は社会人として働かれているそうですが、練習はど
うしているんですか?
貫名:週5~6日、会社が終わってから時間の許す限り練習をしています。
時には終電になるまでもやっているのですが、予定していた練習が残業でできなくなることもごくたまにあります(苦笑)。
柴原:練習後は疲れて終電で乗り過ごしてしまい家まで歩くこともありました(笑)。
―普段の生活の中でダンスを意識していますか?
貫名:デスクワークをしている時に密かに机の下で腿上げをしたり、
休憩時間には席を立って人目につかない所でストレッチをしたりもしています(笑)。
最近ではフィジカルトレーニングも取り入れていて、
大会の時に最後までフルパワーで踊れる身体を目指しています。
学生のころからは普段の生活の姿勢や歩き方をダンスの練習にあてていました。
そういえば、自転車に乗っているときに風を感じるのが、
ワルツのスイングに似てるなあとか、バカみたいに考えていましたね。
学連に対する思い(小見出し)
―学生時代、1番思い出に残っている大会は?
貫名:それぞれに大切な思いがあるからこれっていうのはなかなか言えないですね。
デビュー戦で2人で組んで優勝したこと、
台北オープンでアジアの学生で1番になったこと、
最後の冬全で2位になった悔しさなどすべてがとても印象に残っています。
学生のときは“次”がない。
学年ごとに試合の意味が違うと思いますし、背負っているものが違うから。
一試合一試合気持ちを込めて臨んでいました。
柴原:学連でやり残したことはないけど、悔しいのは最後の冬全。
ダンスに対する気持ちが落ちたときは、いまだに冬全のDVD
を見て頑張ろうという気持ちになりますね。貫名君はまったく見ないみ
たいですけど(笑)。でもその悔しさが今でも上を目指すエネルギーにもなります。
アマになっても真摯に世界を目指せるって。
―プロ転向などは考えていますか?
貫名:今はアマチュアとしていろいろな経験をして人間性を磨きたいです。
ダンスだけではなく一般の企業で働いていますが、
この経験は無駄ではないと思っています。
色々な人の気持ちを理解できる人間になりたい。
今はまだわかりませんが、もしプロになったときにも今のこの経験が
生きてくると信じています。
―三笠宮杯ではジュニア世代から始めている選手の活躍が目立ちました
が?
貫名:ジュニア世代からの選手の活躍が目立ちましたね。ただ、
私たちは学連の誇りというか、負けられないという気持ちを常に持っています。
応援してくれる後輩の存在がすごいパワーになるんですよ。
学連の皆にもっと上を目指せるんだ、もっと出来るんだって思って欲しい。
学連から始めてもこれだけできるんだというのを私達の踊りを通して
見せていきたいと思っています。
柴原:学連の何か役に立ちたいという気持ちが私たちには常にあ
ります。学連があったから私たちはダンスをはじめることができたの
で。今度は学連に恩返しをしたいですね。
―学連生にメッセージをお願いします。
貫名・柴原:とにかく全部思いっきりやること。
飲みもそうですが、自分のダンスを思い切って表現して欲しい。
その方が後悔はないと思います。
細かいことを気にして止まっている時間は四年間にはないですから。
一試合一試合フロアに立てる幸せを十分に発揮してください。
今回インタビューさせていただいて、精神面で勉強するところが多かっ
たです。残りの学連生活を後悔しないように、と改めて思えました。本
当にありがとうございました。
(学連広報部長 小林洸)
(カコミ)編集メモ
貫名さんはダンスDVD鑑賞が趣味
ミルコ・ゴッゾーリとヤンチャオが大好きな貫名さん。レッスン
DVDは新しいものが出ると買わずににはいられないそう。柴原さんいわ
く「貫名くんはオタクなぐらい持っているんです。貫名家でビデオ
ショップが開けるんじゃないかな(笑)」。
~ダンスビュウ掲載記事~
皆さん、お久しぶりです。貫名・柴原組です。
これから「ダンスバカ」であるリーダーの独断と偏見でこの記事を書かせていただきます。
あまり真剣に読まれると恥ずかしい内容ですので、「ふ~ん」と軽く受け流してお読み頂ければと思います。
(最初にこの記事のタイトルに惹かれた方はもしかすると僕と同じ「何とかバカ」かもしれません。)
人がやらない時間 ~スキマ時間~
僕が大学1年生でダンスを始めたばかりの頃に、ある先輩から聞いて今でも忘れられない言葉があります。
それは、「ダンスがうまくなりたかったら、普段の生活から意識して直してください」というものです。
何気ないひと言でしたが、僕はそのひと言に勝手に衝撃を受けていました。
例えば、ダンスを踊るときには誰もがダンスを意識すると思いますが、
ダンスを踊らない普段の生活のときにダンスを意識する人はそうそういないはずです。
「デビュー戦で勝ちたい」
当時その思いが強かった僕は、”目標達成の方程式”を自分なりに考えていました。
「目標達成=練習量×練習の質- 恥じらい」と紙に書いて先輩に見せたのを今でも覚えています。
量と質どちらかが0なら0になってしまいますし、どちらも高めていくことで成果は見えてくると思ったのです。
その日から「いかに人より質の高い練習を多くするか」が僕の行動指針となりました。
そこで、まず人より練習量を増やすには、、と考えた結果、
「人がやらない時間もやる」という結論に達し、スキマ時間の活用を意識しはじめたのです。
スキマ時間の実践 ~常にダンス~
まず意識し始めたのが、普段の歩き方です。学生時代は「まっすぐ立て!」、「頭を高い位置に!」などと言われることが多く、
ダンスといえども姿勢については自分の意識次第ではいつでも練習出来ると思い、
その日に言われたことを普段の歩き方で練習してみることにしました。
最初は不自然でしたが、だんだん人目も気にならなくなり、所かまわずにやるようになりました。
自分の掲げた目標を達成するために恥じらいを捨てることは本当に大切なことだと思います。
自転車に乗るなら、「骨盤を垂直に立て、背筋が曲がらないようにペダルをこぐ」などと強烈に意識し、
周りからはその姿勢のよさをよく笑われていました。僕は開き直って、
「ワルツでスイングするときに風を感じるみたいになるよ」などと言って受け流していました(笑
もうバカとしか言いようがありません。
その成果もあり!?デビュー戦で見事優勝してしまいました!
それからどんどんエスカレートしていったのは言うまでもありません。
ちなみに当時1年生のデビュー戦で組んだパートナーは今のパートナーでした。
現在 ~三つ子の魂百まで~
現在私達は会社員をしながらダンスに励んでおります。
最近は本当にスキマ時間が大切になってきていて、ビジネス書でもこの類の書が多いのも必然だと思います。
限られた時間で、成果を出すのが仕事です。
そして、競技ダンスも限られた時間で、成果を出すことが求められます。
そういった意味で、競技ダンスはビジネスと通じるところが本当に多いと思うのです。
そう考えますと、ビジネスで学んだ多くのことはダンスに活かせるのではないでしょうか。
例えば、仕事の質を高めることは、練習の質を高めることと同じ、
問題解決のスキルは、ダンスの問題点を解決する力と同じ・・・などなど、
すべてのことに手を抜くことなく、常にダンスを通した自己の成長に繋げて考えることで、
アマチュアとして真摯にダンスに取り組めるのではないかと考えております。
現在実践していること ~アイテム編~
「MBT」
約三万円する靴ですが、身体に関して本当に信頼しているトレーナーの先生に紹介していただいたので、
思い切って購入して以来、カップルで毎日履いています。マサイ族の歩行を科学した靴で、
靴底が丸くなっているという本当に変わった靴です。足を使う感覚が身につき、姿勢も改善されます。
絶対に厚底だと思われますが、人の目は気にしません(笑
スキマ時間を利用する大人のトレーニングとして皆さんに推薦いたします!
以上、僕のバカさを露呈する記事を書いてしまい、
「これだから電通は・・」と日本女子体育大学のパートナーに言われることは間違いないですが、
常に自分を進化させ、成長させていきたいという気持ちがお伝えできればと思い書かせて頂きました。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
こんな私達ですが、これからもどうかよろしくお願いいたします。
Q1 代表選手に決まった時の心境はどうでしたか?
世界での経験が少ない私達が日本の代表として大舞台に立たせて頂けることになり不安もありましたが、
学連出身でもここまで踊れるんだという可能性を示したかったので、何としても代表になりたかったです。
Q2 アジア・インドアゲームズに向けて、どのように準備されましたか(テクニック面、メンタル面)
テクニック面では、どうしたら中国のトップの選手よりいい踊りが出来るかを毎日考えていました。
イタリアのチームの合宿にも参加させていただき、世界で戦う感覚と最新の技術を学び、身体の使い方を今までとはガラリと変えて本番に臨みました。
メンタル面では、いつも舞台に立っている自分の姿をイメージして踊り込みをすることで擬似的に本番の緊張感に慣れるようにしました。
また私生活でもメダリストならどのように振舞うかという指針をもって行動していました。
Q3 コンペに臨んだ時のお気持ちは? やはり、通常のコンペとは違いましたか?
日本の国旗を背負う意味で緊張感はかなりありましたが、私達にとって通常のコンペもアジア・インドアゲームズも同じです。
どのコンペも分けて考えず今の瞬間に全力で取り組む姿勢を貫きたいです。
しかし、1年間のベストコンディションをアジアインドアに調整しました。
Q4 当日、フロア上では何を考え、何に気を付けて踊りましたか? 体調は如何でしたか?
「やってやるぞ」っという静かな闘志が沸いてくる感じでした。
落ち着いて今出来ることに集中し、自分がチャンピオンなんだという位の気持ちで臨みました。
体調は周囲のサポートのお陰で、ベストコンディションで臨めました。
選手の為に最高の環境を作っていただいた役員の皆様とトレーナーの先生、チームの仲間に感謝しています。
Q5 表彰台に上がった時の心境を教えてください。
「もっと上に登りたい」と思いました。アジアでも日本でもまだまだ上がいます。
その方たちよりも上に行かなければ世界には通用しないと思っています。
まだまだ銅メダルでは満足できませんが、現段階でメダル獲得が達成目標でしたので当日は素直に嬉しかったです。
Q6 初のオリンピック関係の大会を終えた今のお気持ちは?
チームの大切さを学びました。個人では出せない力がチーム、国を通して引き出される感覚がありました。
私達をサポートして頂いたすべての方に感謝いたします。
これからオリンピックの正式種目となるように組織の動きが活性化すると思いますが、
その中で、私達がダンスの素晴らしさを1選手としてお伝え出来るように日々トレーニングを重ねます。
Q7 アジア・インドアゲームズ全体の印象、思い出に残るエピソードがあれば教えてください。
私達は今企業に勤めながらダンスの練習に励んでいるのですが、会社全体がアジア・インドアゲームズを応援してくれたことが一番印象に残りました。
「本当に日本代表なんだ。。」っと改めて実感したエピソードです。
今までダンスを知らなかった方が、ダンスに興味を持っていただき、会社の仲間が三笠宮杯に沢山応援に来ていただけたのです!
そして、「ダンススポーツってこんなにすごいんだ」という感想を持って頂けたことが本当に嬉しかったです。
アジアインドアで獲得したメダルをつけて社長が会社中ウロウロとはしゃいで喜んでくれました。
本当にいい環境に恵まれて感謝の気持ちでいっぱいです。
Q8 来年の抱負、目標を教えてください。
チャンピオンになることはもちろん最終目標として心に刻んでいますが、来年は国内のビックコンペで表彰台に上がることを達成目標として掲げます。
しかし、結果だけにこだわるのではなく、一つ一つのコンペで一人でも多くの方にダンススポーツの素晴らしさや感動をお伝え出来るように今に集中して全力を出します。
~ダンスビュウ掲載原稿~
みんなさん、はじめまして。貫名・柴原組です。
この度は、このような文章を書く機会をいただき、
本当にありがとうございます。この場をお借りして、
私達の自己紹介やこれまでダンスを通して感じてきたことなど、
書かせていただきたいと思います。
When~いつダンスをはじめたのか~
私達は今年でカップル結成4年目になります。
二人とも大学から競技ダンスを始め、そこから数えますと、、
ダンス歴は6年となります。それ以前は、
リーダーは小中高とバスケットボール、
パートナーは幼少の頃からクラッシックバレエを
やってきておりますので、その身体能力を活かした表現力が
私達の武器であるといえます。特に、リーダーが神隠しにあうほどの
パートナーの柔軟性は是非見て頂きたいです!
Where~どこでダンスをはじめたのか~
私達は学連の「電気通信大学競技ダンス研究部」でダンスをはじめました。
電通舞研は、全日本チャンピオンの檜山組やアマチュアチャンピオンの
渡辺組、菅野組など、全日本クラスのファイナリストも数多く輩出している名門校です。
私達は2002年度入部でそのころは団体としてはそこまで強くはなかったのですが、
仲間とともに黄金時代の電通再建を目指し、日々ダンスに明け暮れておりました。
今年は学生の夏の全日本で団体優勝と強い電通になってきているのがとても嬉しいです。
Why~なぜダンスをはじめたのか~
リーダーは母親がピアノの教師という影響で、高校ではシンセサイザーで作曲にハマっておりました。
大学ではバンドを夢見て入学したのですが、、やられてしまいました、学連の魔力に(笑
飲みが楽しすぎるんですよ!!そして、飲みでバカをやっていた先輩の本気のダンス、練習の姿勢を
見せ付けられ、もうダンスの虜となってしまいました。人間、ギャップに弱いものです。。
パートナーは正統派で日本女子体育大学の舞踊学専攻でダンスを専門に勉強するために大学に
進学をしてきておりましたので、ダンスが出来る部活をと競技ダンス部を選択したそうです。
今となってはこの選択に間違いはなかったと確信しております。
What~何を大切にしているか~
「飲みが強いやつはダンスが強い」「One For All,All For One」など数多くの名言を
学生時代に教えていただきました。やはり私達の原点は学連にありますので、
今も変わらずに多くの教えを心に留めております。その中でも「たくさんの人とのつながり」を特に大切にしたいです。
「何のために踊るのか。。」よく考えるテーマなのですが、現時点での私達の考えは
「自分達を支えてくれたり、応援してくれたり、慕ってくれる人たちに最高のパフォーマンスをみせたい」
「学連で後に続く後輩達に、学生から始めてもこんな踊りが出来るんだという可能性を示したい」
この2つが大きいです。そう考えますと、ダンスはスポーツ的な要素ももちろんありますが、
私達はエンターテイナーとして他人の心を揺さぶる事のできるダンスを追求していきたいです。見るたびに踊りが変わるといってもらえるよう
日々努力してまいります。
Who~誰を目標としているか~
私達が目標とするダンサーはイタリアのMirko組と中国のアマチュア選手のYang Chao組です。
Mirko組は次に何を見せてくれるんだろうとワクワクさせてくれるカップルで、Yang Chao組はアジア人の
美しさを最大限に引き出していて何でここまで違うんだ~と思わせてくれるカップルです。いつかは
この二人に負けないような魅力あるカップルになり、世界を目指したいです。
HOW~どのように世界を目指すか~
私達のように学連から始めた選手は世界の選手からみて、相当出遅れております。
今は日本でもジュニアからダンスを始めた選手がどんどんと出てきていて、
日本の中でも出遅れていると言えるのではないでしょうか。
学連の良さ、学連でしか学べないことが本当に沢山ありますので、
悲観的になる必要はありませんが、とにかく時間がないのです。
私達はとにかく限りある時間を無駄にせず、今出来る最大限の力を今という瞬間に
出していくしかないのです。
そして、大きな目標を達成するためには、自分達の力だけでは、どうしても限界が
あります。いつも理解を示してくれて、私達を応援してくれる両親、
いつでも親身に私達を見守ってくださる先生方、
私達にアドバイスをくださる先輩方、
かわいい後輩たち、そして、多くの仲間に囲まれて
私達は目標達成に向けて前進していけるのです。
すべての人に感謝し、今この時に集中して
これからもダンスと向かい合っていこうと考えております。
以上、各テーマについて私達が思っていることを書かせていただきました。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!
私達はまだまだ未熟で、考えに至らない点も多々あると思いますが、
常に自分達を進化させ、勉強してまいりたいと思いますので、
皆さんどうか、これからも応援よろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。