ダンスファン ~学連だより~

 

~ダンスファン掲載原稿~

 

今回は、学連の先輩としてアマチュアで活躍されている、電気通信大

学OB貫名強、日本女子体育大学OG柴原まりこ組にインタ

ビューをさせていただきました。

 

―三笠宮杯3位入賞おめでとうございます。さっそくですが質問させて

いただきます。普段は社会人として働かれているそうですが、練習はど

うしているんですか?

 

貫名:週5~6日、会社が終わってから時間の許す限り練習をしています。

時には終電になるまでもやっているのですが、予定していた練習が残業でできなくなることもごくたまにあります(苦笑)。

 

柴原:練習後は疲れて終電で乗り過ごしてしまい家まで歩くこともありました(笑)。

 

―普段の生活の中でダンスを意識していますか?

 

貫名:デスクワークをしている時に密かに机の下で腿上げをしたり、

休憩時間には席を立って人目につかない所でストレッチをしたりもしています(笑)。

最近ではフィジカルトレーニングも取り入れていて、

大会の時に最後までフルパワーで踊れる身体を目指しています。

学生のころからは普段の生活の姿勢や歩き方をダンスの練習にあてていました。

そういえば、自転車に乗っているときに風を感じるのが、

ワルツのスイングに似てるなあとか、バカみたいに考えていましたね。

 

学連に対する思い(小見出し)

 

―学生時代、1番思い出に残っている大会は?

 

貫名:それぞれに大切な思いがあるからこれっていうのはなかなか言えないですね。

デビュー戦で2人で組んで優勝したこと、

台北オープンでアジアの学生で1番になったこと、

最後の冬全で2位になった悔しさなどすべてがとても印象に残っています。

学生のときは“次”がない。

学年ごとに試合の意味が違うと思いますし、背負っているものが違うから。

一試合一試合気持ちを込めて臨んでいました。

 

柴原:学連でやり残したことはないけど、悔しいのは最後の冬全。

ダンスに対する気持ちが落ちたときは、いまだに冬全のDVD

を見て頑張ろうという気持ちになりますね。貫名君はまったく見ないみ

たいですけど(笑)。でもその悔しさが今でも上を目指すエネルギーにもなります。

アマになっても真摯に世界を目指せるって。

 

―プロ転向などは考えていますか?

 

貫名:今はアマチュアとしていろいろな経験をして人間性を磨きたいです。

ダンスだけではなく一般の企業で働いていますが、

この経験は無駄ではないと思っています。

色々な人の気持ちを理解できる人間になりたい。

今はまだわかりませんが、もしプロになったときにも今のこの経験が

生きてくると信じています。

 

―三笠宮杯ではジュニア世代から始めている選手の活躍が目立ちました

が?

 

貫名:ジュニア世代からの選手の活躍が目立ちましたね。ただ、

私たちは学連の誇りというか、負けられないという気持ちを常に持っています。

応援してくれる後輩の存在がすごいパワーになるんですよ。

学連の皆にもっと上を目指せるんだ、もっと出来るんだって思って欲しい。

学連から始めてもこれだけできるんだというのを私達の踊りを通して

見せていきたいと思っています。

 

柴原:学連の何か役に立ちたいという気持ちが私たちには常にあ

ります。学連があったから私たちはダンスをはじめることができたの

で。今度は学連に恩返しをしたいですね。

 

―学連生にメッセージをお願いします。

 

貫名・柴原:とにかく全部思いっきりやること。

飲みもそうですが、自分のダンスを思い切って表現して欲しい。

その方が後悔はないと思います。

細かいことを気にして止まっている時間は四年間にはないですから。

一試合一試合フロアに立てる幸せを十分に発揮してください。

 

今回インタビューさせていただいて、精神面で勉強するところが多かっ

たです。残りの学連生活を後悔しないように、と改めて思えました。本

当にありがとうございました。

(学連広報部長 小林洸)

 

(カコミ)編集メモ

貫名さんはダンスDVD鑑賞が趣味

ミルコ・ゴッゾーリとヤンチャオが大好きな貫名さん。レッスン

DVDは新しいものが出ると買わずににはいられないそう。柴原さんいわ

く「貫名くんはオタクなぐらい持っているんです。貫名家でビデオ

ショップが開けるんじゃないかな(笑)」。