~ダンスビュウ掲載原稿~
みんなさん、はじめまして。貫名・柴原組です。
この度は、このような文章を書く機会をいただき、
本当にありがとうございます。この場をお借りして、
私達の自己紹介やこれまでダンスを通して感じてきたことなど、
書かせていただきたいと思います。
When~いつダンスをはじめたのか~
私達は今年でカップル結成4年目になります。
二人とも大学から競技ダンスを始め、そこから数えますと、、
ダンス歴は6年となります。それ以前は、
リーダーは小中高とバスケットボール、
パートナーは幼少の頃からクラッシックバレエを
やってきておりますので、その身体能力を活かした表現力が
私達の武器であるといえます。特に、リーダーが神隠しにあうほどの
パートナーの柔軟性は是非見て頂きたいです!
Where~どこでダンスをはじめたのか~
私達は学連の「電気通信大学競技ダンス研究部」でダンスをはじめました。
電通舞研は、全日本チャンピオンの檜山組やアマチュアチャンピオンの
渡辺組、菅野組など、全日本クラスのファイナリストも数多く輩出している名門校です。
私達は2002年度入部でそのころは団体としてはそこまで強くはなかったのですが、
仲間とともに黄金時代の電通再建を目指し、日々ダンスに明け暮れておりました。
今年は学生の夏の全日本で団体優勝と強い電通になってきているのがとても嬉しいです。
Why~なぜダンスをはじめたのか~
リーダーは母親がピアノの教師という影響で、高校ではシンセサイザーで作曲にハマっておりました。
大学ではバンドを夢見て入学したのですが、、やられてしまいました、学連の魔力に(笑
飲みが楽しすぎるんですよ!!そして、飲みでバカをやっていた先輩の本気のダンス、練習の姿勢を
見せ付けられ、もうダンスの虜となってしまいました。人間、ギャップに弱いものです。。
パートナーは正統派で日本女子体育大学の舞踊学専攻でダンスを専門に勉強するために大学に
進学をしてきておりましたので、ダンスが出来る部活をと競技ダンス部を選択したそうです。
今となってはこの選択に間違いはなかったと確信しております。
What~何を大切にしているか~
「飲みが強いやつはダンスが強い」「One For All,All For One」など数多くの名言を
学生時代に教えていただきました。やはり私達の原点は学連にありますので、
今も変わらずに多くの教えを心に留めております。その中でも「たくさんの人とのつながり」を特に大切にしたいです。
「何のために踊るのか。。」よく考えるテーマなのですが、現時点での私達の考えは
「自分達を支えてくれたり、応援してくれたり、慕ってくれる人たちに最高のパフォーマンスをみせたい」
「学連で後に続く後輩達に、学生から始めてもこんな踊りが出来るんだという可能性を示したい」
この2つが大きいです。そう考えますと、ダンスはスポーツ的な要素ももちろんありますが、
私達はエンターテイナーとして他人の心を揺さぶる事のできるダンスを追求していきたいです。見るたびに踊りが変わるといってもらえるよう
日々努力してまいります。
Who~誰を目標としているか~
私達が目標とするダンサーはイタリアのMirko組と中国のアマチュア選手のYang Chao組です。
Mirko組は次に何を見せてくれるんだろうとワクワクさせてくれるカップルで、Yang Chao組はアジア人の
美しさを最大限に引き出していて何でここまで違うんだ~と思わせてくれるカップルです。いつかは
この二人に負けないような魅力あるカップルになり、世界を目指したいです。
HOW~どのように世界を目指すか~
私達のように学連から始めた選手は世界の選手からみて、相当出遅れております。
今は日本でもジュニアからダンスを始めた選手がどんどんと出てきていて、
日本の中でも出遅れていると言えるのではないでしょうか。
学連の良さ、学連でしか学べないことが本当に沢山ありますので、
悲観的になる必要はありませんが、とにかく時間がないのです。
私達はとにかく限りある時間を無駄にせず、今出来る最大限の力を今という瞬間に
出していくしかないのです。
そして、大きな目標を達成するためには、自分達の力だけでは、どうしても限界が
あります。いつも理解を示してくれて、私達を応援してくれる両親、
いつでも親身に私達を見守ってくださる先生方、
私達にアドバイスをくださる先輩方、
かわいい後輩たち、そして、多くの仲間に囲まれて
私達は目標達成に向けて前進していけるのです。
すべての人に感謝し、今この時に集中して
これからもダンスと向かい合っていこうと考えております。
以上、各テーマについて私達が思っていることを書かせていただきました。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!
私達はまだまだ未熟で、考えに至らない点も多々あると思いますが、
常に自分達を進化させ、勉強してまいりたいと思いますので、
皆さんどうか、これからも応援よろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。